tag:blogger.com,1999:blog-40620282023638937062024-03-06T13:00:50.785+09:00S2workerS 精神汚染善きにつけ悪しきにつけ、人は容易に自分の精神を他によって汚染される。2008/01/13より再開KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.comBlogger98125tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-43337097792969869742011-08-06T19:08:00.002+09:002011-08-06T19:12:56.288+09:00伊勢<h1>伊勢</h1>伊勢は平安初期の女性歌人で、三十六歌仙のひとりである。伊勢の御、伊勢の御息所とも呼ばれる。情熱的な恋歌で知られ、古今和歌集など勅撰和歌集に176首がとられている。<br />
<br />
貞観14年(872)ごろの生まれのようだが、生年は未詳である。以下で伊勢の年齢を出す場合、貞観14年生まれとして計算している。<br />
右大臣藤原不比等の次男藤原房前を祖とする藤原北家の系統をひく、左大臣冬嗣の兄真夏を祖とする女性で、藤原継蔭の娘。<br />
<br />
伊勢集に「いつれの御時にかありけんおほ宮す所(七条后)ときこえける御つほねにやまとにおや(継蔭)有ける人(伊勢)さふらひけり」とあるように、宇多帝の御息所七条后藤原温子に仕えた。伊勢の祖父家宗が中宮職の官人として文徳天皇の后藤原明子に多年に渡って使えていたことで、伊勢を幼い時から温子に仕えさせることが出来たのではないかとの説がある。<br />
<br />
父継蔭は古今和歌集目録によれば文章生から大工頭、参河守を歴任し、「仁和元年八月十五日任伊勢守。二年正月七日叙從五位上。寛平三年正月任大和守」とあるように継蔭は仁和元年(885)に伊勢守、寛平三年(891)に大和守に任じられている。<br />
<br />
先の引用箇所の記述では継蔭が大和守であるとのこと(「やまとにおや(継蔭)有ける」)であが、続きに「爲伊勢守之比號伊勢歟」とあり、継蔭が伊勢守在任中に女御になったので伊勢という女房名となったようだ。<br />
<br />
温子の弟である藤原仲平に恋い慕われ、やがて文を取り交わす仲となる。これは伊勢集に「御息所の御せうと(仲平)年頃いひわたり給けれとしはさらにきかさりけるをいかゞ有ける」などとある。<br />
その後仲平は大臣(西本願寺本の伊勢日記では大将)の婿となり(「時のおほひまうち君にむこにとられにけり」)、悲しみから父の任地大和に逃れたという。伊勢集ではここで最初の和歌があり、伊勢の実家を訪れた仲平が「人すます あれたる宿を きて見れは 今そ紅葉の 錦おりける」という歌に「なみたさへ 時雨にそひて 故郷は 紅葉の色も こさまさりけり」と返している。<br />
<br />
大和に滞在中、温子から出仕するようにと勧められ、再び宮仕えに戻った。この間に仲平の兄時平に思いを寄せられた。また、仲平も再び言い寄って来る。これに伊勢は文は返すのみで、会おうともしなかったようだ。おそらく、最初の失恋が響いていたと思われる。<br />
例えば時平の歌「ひたふるに 思なわひそ ふるさるゝ 人の心は それそよのつね」に対し「世の常の 人の心を またみねは なにか此たひ けぬへきものを」と答え、全く拒絶している。この贈答は『後撰和歌集』恋四にも収められている。<br />
さらに、色好みで有名な平定文からも思いを寄せられたがこれにもなびかなかった。<br />
<br />
このころ宇多帝に召されて皇子を産み、伊勢は皇后となった。古今和歌集目録には「寛平間爲更衣誕皇子」とある。皇子の名は明らかではない。『日本紀略』によれば宇多皇子に無品行中親王がおり、生年が寛平九年となるのでこの皇子を当てる説があるが、この皇子は十三歳で死んだと書かれていて、ただ生年が近いだけの別人だという反論もある。<br />
結局、伊勢と宇多帝の間の皇子に関しては全くわからないようだ。伊勢と宇多帝の愛は深いものであったようだが、宇多帝は昌泰二年十月二十日に太上天皇を辞し、四日後には仁和寺に入った。この事は伊勢を悲しませた。<br />
また、延喜三・四年頃、皇子が八歳(西本願寺本の伊勢日記では五歳)で亡くなり、このことがまた伊勢を悲しませた。その後も藤原温子に宮仕えしていたが、延喜七年六月八日に温子も崩御し、伊勢の悲しみはまた上塗りされることになる。<br />
だがしかしこの頃、宇多帝第四皇子敦慶親王との仲が深まる。敦慶親王は素晴らしい美男子であったらしく、『本朝皇胤紹運録』に「二品式部卿、玉光宮ト号ク」とある。また、『源氏物語』の光源氏の美貌のモデルになったとも考えられているらしい。その『本朝皇胤紹運録』に敦慶親王の子で母が伊勢であると記された女があるので、伊勢はこの皇子との間に子を設けている。その子が平安中期の女性歌人中務であり、伊勢と同じく三十六歌仙に数えられている。その親王は伊勢が59歳、中務が18歳の延長八年(930)二月二十八日に亡くなってしまう。<br />
<br />
伊勢の没年には諸説あり、天慶二年、天慶五・六年、および天暦年間とあるようだが、最後の説は信用性に欠ける。天慶五年、敦忠の坂本の山荘で中務とともに歌を詠じたものが最後の事跡とみられ、その後近い内に他界したものと思われている。<br />
死後、伊勢に関する伝承は歌業や歌名を伝えるものが殆どであり、伊勢自身が描かれることは殆どなかった。<br />
<br />
<h2>参考文献:</h2>和歌文学会『和歌文学講座 第六巻 王朝の歌人』桜楓社、昭和45年<br />
『群書類従 第十五輯』續群書類從完成會、昭和9年<br />
『群書類従 第十六輯』續群書類從完成會、昭和9年<br />
秋山虔『王朝の歌人5 伊勢 炎、秘めたり』集英社、1985<br />
<br />
<h2>資料</h2><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%AE%B6#.E7.B3.BB.E5.9B.B3">日野家系図-Wikipedia</a>KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-6330756742733274322011-05-16T04:17:00.004+09:002011-07-30T15:36:16.180+09:005/9 月曜三限 「科学史」<b>各惑星の回転軸の位置は異なる</b><br />
└→惑星の「留」や「逆行」を説明(実際には説明出来ていないが、そういう事にしてある)<br />
<br />
<h3 style="display: inline;">B.月下界</h3>:不完全な世界⇒生成、消滅、変化が絶えない世界、直線運動<br />
<ul><li><b>運動</b>:自然運動と強制運動</li>
<li><b>構成元素</b>:土、水、空気、火の順に地球の中心から層をなして存在</li>
</ul><br />
<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">自然運動</span>:各元素が本来の場所に戻ろうとして生じる<br />
強制運動:自然に逆らって行われる運動 <例>石を持ち上げる<br />
<br />
<b>運動の原動者</b><br />
自然運動:運動体自身<br />
強制運動:運動体の外部にあり、運動体と直接接触することによって生じる<br />
<i><問題点></i>物体の投射運動をうまく説明できない。<br />
⇒アリストテレスの説明:「真空嫌悪」自然は何も無い空間を嫌うので、これができると周りの空気がそこに入り込む。物体が移動した空白(一瞬前に物体があった場所)が真空になり、その真空に空気が流れこみ、物体を押し上げる。(これはこじつけでしか無い)<br />
<br />
<b>四元素説</b><br />
元素は物体の素材であるmatter(質<u>料</u>)と性質であるform(<ruby>形相<rp>(</rp><rt>けいそう</rt><rp>)</rp></ruby>)が与えられて出来ている。<br />
四元素のmatterは全て同じであるので、元素の違いは形相の違いによる。<br />
対立する性質、熱-冷;乾-湿が同時に存在することはないので、可能な組み合わせは、<br />
<table><tbody>
<tr><td>熱と冷→火</td><td>熱と湿→空気</td></tr>
<tr><td>冷と乾→土</td><td>冷と湿→水</td></tr>
</tbody></table><span class="Apple-style-span" style="color: #134f5c;">四元素</span>は相互に変換できる。<br />
「水」を熱する→「水」の「冷」を「熱」に変える→「熱」と「湿」の空気(水蒸気)になる<br />
⇒金を金でない物質から作ることもできる。(→錬金術の金属変成の理論的基礎)<br />
<br />
<h1>第3講コペルニクスの天文学</h1><h2>§1コペルニクス以前の天文学</h2>プトレマイオス(2c)の『アルマゲスト(偉大な書)』から<br />
(a)<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">離心円</span>:地球は宇宙の中心から少し離れたところにある。惑星の動きの説明などに使用された理論<br />
(b)<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">周転円と導円</span>:惑星の軌道が、同心円で構成されているが軌道が楕円になるという説明<br />
(c)(a)と(b)の組み合わせ<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgW-U9IQIZdE4krWbcHwmHujjfwVxy_KYLikTJ5rYo-281H-0F_sgO4FKZcagXABgnq0dj-9cbVfDKNYt1NKRzMy6kfEvPFKwPkKkeXs4KgQVWW42bNyaZ15FPtlawNEHY-53Z12bMlGFU0/s1600/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588.gif" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgW-U9IQIZdE4krWbcHwmHujjfwVxy_KYLikTJ5rYo-281H-0F_sgO4FKZcagXABgnq0dj-9cbVfDKNYt1NKRzMy6kfEvPFKwPkKkeXs4KgQVWW42bNyaZ15FPtlawNEHY-53Z12bMlGFU0/s320/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588.gif" width="200" /></a></div>A~Bまでの時間=B~Cまでの時間<br />
└周転円の中心はエクァントに対して一定の角速度を持つ。つまり移動する距離は等しくないが、エクァントに対しての角度が一定の速度で増える。<br />
└→円運動への固執と「現象を救う」との妥協の産物<br />
※「現象を救う」:当時の言葉で、現実の現象と理論を一致させることを指す。<br />
<br />
当時の天文学<br />
宗教の祭祀の日取り決定<br />
プトレマイオスの理論は数学的<u>虚構</u>⇒天体の経路を計算するために役立つ数学的仮説<br />
※宇宙の中心が地球の位置と一致しないことの理由は問わない(プトレマイオスの理論が現実に真理であるとは思っていなかったから)<br />
コペルニクスの言っていることも数学的虚構であるとオジアンダーは言ったKARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-90261886358282438842011-05-05T01:20:00.000+09:002011-05-05T01:20:14.448+09:004/25 月曜三限「科学史」<h3><日本における西欧近代科学の受容></h3>本格的に移植されたのは明治期<br />
移植元の西洋科学が制度化されていたため、<u>比較的抵抗なく</u>受容された。<br />
脱亜入欧←しかし、西洋に対する違和感あった→<u>和魂</u>洋才<br />
<br />
<h3>制度化の二つの方法</h3><ol><li>エリートの留学</li>
<li>お雇い外国人教師</li>
</ol><br />
代わりに、日本式数学である和算は消えた。だが和算は、単なる数学ではなく、茶道や華道のような「道」に近い。<br />
<br />
<h1>第2講 アリストテレスの自然観</h1>アリストテレス B.C.4「万学の祖」数多くの学問に通じていた。<br />
<h2>1.自然観の特徴</h2><ul><li>階層的秩序</li>
<li><br />
<dl style="display: inline;"><dt><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">目的論</span>的世界観</dt>
<dd>自然現象を説明するときはその目的を考える。 「~という現象は<u>~する<b>ため</b></u>に生じた」</dd></dl></li><br />
<br />
<br />
<br />
</ul>v.s.<br />
機械論<br />
<br />
<h2>2.自然界の秩序</h2><ruby>本性<rp>(</rp><rt>ほんせい</rt><rp>)</rp></ruby>の異なる2つの世界<br />
A.<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">天上界</span>(月を含めた、それより上の世界)……完全な世界<br />
構成元素:アイテール(エーテル)非常に希薄でおそらく重さはない。<br />
運動:<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">円運動</span><br />
※円運動の完全性(対比)直線運動<br />
円運動には始点・終点がない(円上の点は全て一様)⇒永続的<br />
直線運動には始点・終点があり、前後・左右・上下の対立がある<br />
↑形而上学的説明<br />
形而上学:metaphysics(meta:~を超えて physics:物理学)超物理学←物理学よりさらに一般化する<br />
<br />
地球-恒星天球間の惑星の配置<br />
地球が不動の中心<br />
月・水星・金星・太陽・火星・木星・土星の順にそれぞれのための<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">天球</span>が<span class="Apple-style-span" style="color: #0b5394;">同心円</span>を描いて配列されている。<br />
透明な天球に各惑星が密着しており、天球の回転に伴って各惑星が回転する。<br />
天球は不動の動者=神が動かしている。<br />
最外殻の恒星天球の外は「無」であり、閉じた有限の世界を想定。KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-13788347060636047142011-04-21T23:51:00.002+09:002011-04-21T23:54:51.794+09:004/18 月曜3限「科学史」<h2>16・17世紀「科学革命」の時代</h2><u><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">S</span></u>cientific <u><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">R</span></u>evolution 現代科学の源<br />
↑対比↓<br />
<u><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">s</span></u>cientific <u><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">r</span></u>evolution<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;"><u>s</u></span> :<a href="http://s2workers-mentalpollution.blogspot.com/2010/06/531.html">パラダイム転換</a>(paradigm: 規範)<br />
自然観の転換:アリストテレス的自然観から機械論的自然観へ<br />
<h3>科学団体の形成</h3><dl><dt>1660年 ロンドン Royal Society</dt>
<dd>アマチュアの団体、会員からの回避で運営。Royalは「王立」というより「国王認可済み」程度の意味</dd></dl><dl><dt>1662年 パリ Academie Royale des Sciences</dt>
<dd>エリートの団体、政府機関</dd></dl><br />
<h2>18世紀 啓蒙主義の時代</h2>科学における脱キリスト教化<br />
合理性や進歩の強調<br />
<br />
<h2>19世紀 科学の制度化の時代</h2><u>scientist</u>の登場 ←科学研究を職業とする人々<br />
└→1830年代の造語(William Whewellによる) ※scienceの語源はギリシア語の「スキエンティア(知)」<br />
<span style="float: left;">これ以前は</span><span style="float: left; font-size: 2em; width: 1em;">{</span>natural philosopher 自然学者<br />
man of science 科学愛好家(アマチュア)<br />
<span style="clear: both;">scientist→高度な知識を持っているが、視野が狭い(Whewellは批判的な態度)</span><br />
「科学技術」の成立<br />
これ以前、科学と技術は別々の道<br />
<span style="float: left; font-size: 2em; width: 1em;">{</span>科学の担い手:エリート<br />
技術の担い手:職人<br />
・1830年代以降 有機化学の成立→合成染料の発明<br />
<br />
<h2 style="display: inline-block;">20世紀「ビッグ・サイエンス」の時代</h2>(まだ終わって10年しか経っていないので、この時代をどう定義するかの合意はまだ無い)<br />
国家による科学政策<br />
科学技術への批判が台頭<br />
日本における西欧近代科学の受容<br />
本格的に移植されたのは明治期KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-85977950457693574342011-04-14T22:59:00.000+09:002011-04-14T22:59:33.803+09:00木曜2限 日本倫理思想史※板書じゃないので要点をメモしただけのものです。一部はレジュメより。<br />
<br />
<h1>系譜学と歴史の表象</h1><h2> 1 系譜学への視座</h2><br />
歴史学←因果律<br />
↑<br />
対抗<br />
↓<br />
系譜学←時間は断絶している<br />
<br />
キャッチコピー「<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;">乱反射する時間</span>」<br />
<br />
<h3>3.11、歴史の中心は突如切り替わった</h3>3.11まで、日本が全体で可哀想だと思っていたのは宮城県だった。宮城県が好転したわけでもないのに、突如歴史の中心は東北に移ったのである。中心が宮城から東北に移ったことは必然ではなく、因果もない。→歴史は連続していない<br />
<br />
<b>前近代「循環する時間」</b>自分から子孫、この世からあの世、の連続。<br />
<b>近代「時間は一過性の物」</b>人間は、あの世を否定することで近代を手に入れた。死んだら終わり。(あの世がない近代の人間は、この世で頑張るしか無い。だから、近代人は頑張れなくなったとき病気になる)<br />
<br />
右派も左派も、歴史の連続性の上に成り立っているという点で同じである。歴史は連続していないという新しい立場が必要。<br />
<br />
過去が持つ他者性を、近代的な言葉で飼い慣らすことが歴史を語るということ。歴史は歴史のまま語れない。歴史を語る側の人間の言葉で語られるのである。<br />
<br />
関ヶ原の戦いについて、我々は何を知っていれば「知っている」と言う事になるのか?<br />
起きたとき?<br />
起きた場所?<br />
参加した、死亡した人数?<br />
家康や三成の思い?<br />
<br />
<h3>南京の虐殺</h3>中国は死亡者を30万人という。<br />
日本は多めに見積もっても20万人だという。(中国の主張:日本は加害者なのになぜ被害者の主張を受け入れず被害者の数をねぎるのか)<br />
だが、30万人だからどうなのか。<br />
その30万人のうちのひとりの無念でも理解できるのか<br />
どれだけの遺族の悲しみを知っているのか<br />
30万人が正しいとしても、正しい被害者の数を把握することが南京の虐殺についてちゃんと「知っている」事になるのか<br />
<br />
我々の想像を超える数字を語るとき、思考が止まる。<br />
<br />
今、原子力発電所の見直しが声高に語られている。<br />
だが、原子力発電所は原子力の平和利用である。なぜ原子炉を批判する前に、最初から人を殺す為に原子力を利用している原子爆弾を批判しないのか?<br />
なぜ原子爆弾や水素爆弾の大気圏内実験をしていた国が放射線汚染で騒いでいるのか。<br />
<br />
<h3>系譜学</h3>今語られている歴史は物語でしかないのではないか?<br />
本来歴史は繋がっていない。繋がっていないことを無理やりつなげようとすると、歴史は歴史家の語る物語でしかなくなる。<br />
<br />
<h3>歴史は必然で出来ていない</h3>歴史には偶然がある。強者が常に勝ち続けたわけでないことがその証明となるのではないか。KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-9083093061460492872011-04-12T01:32:00.000+09:002011-04-12T01:32:47.969+09:00月曜三限「科学史」<h1>第1講 近代科学の流れ-その概観</h1><h2>12世紀</h2><h3><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">12世紀ルネサンス</span></h3>イスラム世界に受け継がれたギリシア・ローマの学術書(主としてアラビア語)のラテン語への大翻訳運動<br />
※古代ギリシア・ローマの科学技術はそのままの形でヨーロッパへ継承されたのではなく、イスラム帝国を経て、アラビア世界へ。<br />
キリスト教徒のレコンキスタ(国土回復運動)によるイベリア半島の奪回と、それに伴うアラビア誤訳された大量のギリシア・ローマ文献の発見<br />
翻訳例:アリストテレス、アルキメデス、ユークリッド、ヒポクラテス、ガレノス<br />
<h2>13世紀</h2>キリスト教と<u><span class="Apple-style-span" style="color: #0c343d;">アリストテレス学</span></u>の<u><span class="Apple-style-span" style="color: #0c343d;">融合</span></u>(→<span class="Apple-style-span" style="background-color: white;"><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">スコラ学</span></span>の成立)<br />
キリスト教:神による<u><span class="Apple-style-span" style="color: #660000;">世界創造</span></u><br />
アリストテレス:「世界の永遠性」-世界には<u><span class="Apple-style-span" style="color: #0c343d;">始め</span></u>も<u><span class="Apple-style-span" style="color: #0c343d;">終わり</span></u>もない<br />
※アリストテレスの学問は異教徒の学問<br />
<h2>14・15世紀</h2><h3>イタリア・ルネサンス</h3>各地に散在するギリシア・ローマ文献の収集と言語からのラテン語訳12世紀ルネサンスでよみがえらなかった異端的、神秘主義的、魔術的思想の復活<br />
例)ルクレティウスやエピクロスの原子論、ヘルメス文書、プラトンの思想KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-43014160138955548422011-03-22T11:47:00.000+09:002011-03-22T11:47:31.239+09:00ゆっくり悩みな<blockquote>ゆっくり悩みな。悩みなんてのは大抵、一日で解決するもんだよ。残り三百六十四日は休めばいい<br />
</blockquote><cite>田村さん(入間人間『電波女と青春男 2』)</cite>KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-25250636221418196822011-02-01T02:13:00.002+09:002011-02-01T02:17:18.806+09:00日本文化史試験「中世文化史の歴史的特質」<h1>中世文化史の歴史的特質</h1><h2><span class="Apple-style-span" style="font-family: Arial, Helvetica, sans-serif;">病草紙に見える中世人間像</span></h2><p>授業内でもっとも印象に強く残ったのが餓鬼草紙だった。排便という日常的行為のそばに化け物がいるという絵そのもののインパクトもあったし、人間なら誰しも行う排便という行為が平安時代にどう行われていたのかという面でも興味を持った。もっとも身近に感じられる主題だったともいえる。授業内でも少し言及があったが、餓鬼草紙には近い作品として『地獄草紙』『病草紙』がある。今回僕は病草紙を主題に、餓鬼草紙との関係や、中世の人間像を探ってみたいと思う。</p><p>病草紙とは、平安時代末期から鎌倉時代初期ごろに描かれた絵巻物である。絵、詞書とも作者は未詳である。後白河法皇の命によって作成されたという説もあるようだ。さまざまな奇病を集めたものであり、現在は九図が国有となり、ほかにも各地に分蔵されているものもある。人物表現などが餓鬼草紙や地獄草紙と通じ、近い環境で書かれたものとされている。六道絵の一種として、生老病死の四苦の内、病の苦しみを取り上げたものとする説もある。しかし、内容を見る限り、仏教の教えが絡んでいる気配は僕には感じられなかった。病にまつわる説話的興味から作られたものだと考える説を支持したい。</p><p>最初に、『餓鬼草紙』と共通で見られる文化を取り上げる。</p><p>まず、全体の画風は写実的で人々の暮らしを率直に表しており、写実的な鎌倉文化に近いものである。</p><p>排便時には高下駄を履いていたということが、餓鬼草紙と共通である。病草紙の「しりの穴がたくさんある男」を描いた部分では、排泄をしている男が高下駄をはいており、餓鬼草紙の伺便餓鬼に描かれた人々と同じである。また、「霍乱の女」では、女の排泄物を餌としている犬が描かれている。伺便餓鬼の発想も、こういう所から生まれたのかもしれない。</p><p>次に、『病草紙』から見られる中世の人々の暮らしを取り上げる。</p><p>都に女がいて、美しかったので雑仕として使われていたが、女の息があまりにも臭く、寄ってきた男は逃げてしまう。ただ座っているだけでも、近くにいる人は臭さに耐え切れない。という話が載っている。描かれた口臭のひどい女は楊枝を使って歯を磨いているようである。歯磨きは仏教伝来とともに中国から伝わった習慣だそうで、平安時代から鎌倉時代にはすでに民間で楊枝が使われていたそうだ。この絵からは、中世における歯磨きの様子が分かりとても面白い。</p><p>目が見えなくなってきた男の話がある。どうやら白内障を患っているらしいこの男は、ちょうどやってきた医者に治療を頼むが、この医者の鍼治療のせいで男は失明してしまった、という話だが、平安時代にはすでに白内障の手術法があったそうで(『医心方』)、この絵はそんな治療風景を描いたものとして見れる。もっとも、この医者の手術は失敗しており、多量の血がながれている描写になっている。</p><p>さらに、中世における差別などの問題を読むこともできる。この絵巻物の絵や詞書には、病人に対して同情までは行かないにしてもある程度の憐憫を持って書かれているものもあれば、嘲笑の対象として書かれているものもある。もっとも顕著なのが「二形」を描いたもので、ここに描かれている半陰陽の人物に対しては嘲笑があり、差別があることが明確に示されている。また、半陰陽の形態も実際とは離れ、誇張されて描かれている。このことは身体的変形からくる差別の存在を表しているが、どのあたりから病人ではなく異常者として扱われていたのかまでは、病草紙では判然としない。</p>KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-36172620049080191202010-12-03T05:22:00.001+09:002010-12-04T09:46:49.142+09:00日本文化学基礎演習:七夕レポート<b><span class="Apple-style-span" style="font-size: x-large;">七夕</span></b><br />
<ol><li>起源</li>
<li>牽牛と織女の伝説</li>
<li>願い事の短冊</li>
<li>七夕の日と七夕まつり</li>
</ol><br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;">七夕の起源</span><br />
<b>中国</b><br />
漢代のころにはすでに七月七日に行事が行われていたが、この時はまだ星祭ではなかったようだ。しかし牽牛と織女の伝説の原型はあった。六世紀に書かれた『荊楚歳時記』に「七月七日は、牽牛織女、聚会の夜なり。是の夕、人家の婦女、綵縷を結び、七孔の針を穿ち、或いは金銀・鍮石を以って針と為し、几筵・酒脯・瓜果を庭中に陳ね、以って巧(=裁縫技術)を乞う。喜子(=蜘蛛)の瓜上に網すること有れば、則ち以て符応と為す」とあり、このころには完全に、七月七日は牽牛と織女の逢瀬の日であると認識されていたようだ。また、ここに「以って巧を乞う」と書かれているように、この日には乞巧奠(きっこうでん)という宮廷行事が行われた。乞巧奠は七月七日の夜に織女星を眺め、祭壇に針などを供えて技芸の上達を祈るものである。<br />
<br />
<br />
<b>日本</b><br />
日本においてもともとタナバタという言葉は、盆を迎える準備として、祭壇の棚に標識としてのハタをつけることを言ったようだ。また、棚機女(たなばたつめ)が水辺で神の降臨を待つという民間信仰も存在し(折口信夫の説)、これらが行われる日が七月七日であった。地方により内容に違いはあるが、古来より日本ではこの日に行事を行う風習があった。<div><br />
奈良時代の宮廷では、七月七日に相撲を観覧したあと、文人が七夕の詩を賦す(「賦七夕詩」)のが慣例とされていた。これの初見は『続日本紀』における天平六年(七三四)で、宮中あげての華やかさだったと推測されている。<br />
<br />
中国の影響を受けた七夕行事は、『養老雑令』に節日と定められているので、遅くとも八世紀には、国家的儀式として定着していたようだ。<br />
<br />
また、正倉院宝物に「七孔針」という三本の長針と四本の短針がセットになった物がある。これは『大唐六典(だいとうりくてん)』や『荊楚歳時記』に記載がある七孔金細針(七孔針)である。この針全てに糸を通すことで針仕事の上達を祈った物であり、中国の風習をそのまま受け継いでいることが分かる。<br />
<br />
<br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;">牽牛と織女の伝説</span><br />
働き者の天帝の娘「織女」と同じく働き者の「牽牛」が結婚し、結婚生活の楽しさによって仕事をしなくなる。それに怒った天帝は二人を引き離したが、一年に一度七月七日だけ会う事を許す。その日には天の川にカササギが橋をかける。<br />
<br />
という説話は、中国において長い年月をかけて形作られてきた。<br />
<br />
牽牛・織女の名が見られるのは周代に作られた『詩経』が最古のようだが、そこではただ星の名として出てくるのみである。<br />
<br />
漢代になると、『文選』の「古詩十九首」に「河漢清く且つ淺(あさ)し/相去ること複た幾許ぞ/盈盈(えいえい)たる一水の間/脈脈として語るを得ず」とあり、牽牛と織女が天の川(河漢)をはさんで見つめ合ったまま(脈脈:じっと見つめ合う事)話すことすらできないという内容がうたわれている。この詩では二人は会う事が出来ない。一年に一度会う事が出来る、という設定はこれ以降に付け加えられたものらしい。<br />
<br />
魏晋南北朝時代には七月七日に二人が会う事が出来るようになり、七夕の節句と結びついた。<br />
<br />
カササギが橋を架けるようになったのは唐代以降のようだ。<br />
<br />
また、長い時間をかけて成立したものであるので、上記のストーリーのほかにも数多くのバリエーションが存在している。<br />
<br />
<br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;">願い事の短冊</span><br />
笹に短冊をつるす風習は日本独自のもので、中国には見られない。<br />
<br />
これが始まったのは江戸時代からで、五行説に従った五色(緑・紅・黄・白・黒)の短冊を吊るす。中国では短冊ではなく糸を吊るす。また、他の七夕飾りも江戸時代に成立した。<br />
<br />
サトイモの葉の露で墨をすり、それで梶の葉に和歌を書き、供える風習が宮中にあり、それが庶民に広まったものとも言われている。<br />
<br />
<br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;">七夕の日と七夕祭り</span><br />
七夕は旧暦の七月七日に行われていた行事である。明治6年の改暦後は新暦の七月七日に行う地域と、月遅れの八月七日に行うところに分かれた。また、旧暦の七月七日に行うところもある。<br />
<br />
七夕祭りは江戸時代中期には存在していたが、現在では神事と関係のない観光や集客のためのイベントとなっている。これも改暦の影響で、開催日は新暦、月遅れ、旧暦の三種類に分かれている。<br />
<br />
<br />
<br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;">参考資料</span><br />
藤井一二『古代日本の四季ごよみ』中公新書、1997年<br />
橋浦泰雄『月ごとの祭り』岩崎美術社・編、1977年<br />
日本文化いろは辞典<a href="http://iroha-japan.net/iroha/A03_goseku/04_tanabata.html">http://iroha-japan.net/iroha/A03_goseku/04_tanabata.html</a></div><div>七夕のはなし<a href="http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~kazu/tanabata/tanabata.html">http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~kazu/tanabata/tanabata.html</a><br />
七夕行事の歴史<a href="http://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/ta77rekisi.htm">http://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/ta77rekisi.htm</a></div>KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-3595869493227453892010-08-24T11:08:00.000+09:002010-08-24T11:08:34.887+09:00お前にとっての真実は<blockquote>お前にとっての真実は、お前にしか価値がない。<br />
だがしかし、それがお前にとっての真実であることは揺るがない。<br />
<cite>水平線まで何マイル? :教官</cite><br />
</blockquote>教官かっこいいよ教官<br />
自分の夢は、自分にしか価値がわからないかもしれない。でも、自分が本気で追いかけられるならば追い続けろ。教官かっこいいKARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-20730436563482798112010-08-02T18:14:00.000+09:002010-08-02T18:14:23.833+09:00哲学のテスト対策<dl><dt>仮説演繹法</dt>
<dd>トップダウン型の帰納法である。重力などは、一つ一つの事柄を確かめていく枚挙的帰納法では検証が困難であったことから用いられるようになった方法。一般法則を仮説として立て、仮説が正しければある条件のもとで観察できるであろう出来事を予測する。予測と観察の一致によって確からしさを増していくが、一度でも不一致があれば反証される。</dd></dl><br />
<dl><dt>ヒュームの懐疑主義</dt>
<dd>ヒュームの懐疑主義は、観察を重ねることで確からしさが増すという帰納法の前提を疑うことで始まっている。ヒュームによれば、帰納の背後には、「これから観察されるものは以前観察されたものに似ている」という斉一性原理があるが、その斉一性原理は帰納によって導かれたものであり、帰納法は循環的正当化に陥っているとされる。</dd></dl><br />
<dl><dt>ポパーの反証主義</dt>
<dd>予想と観察が一致しても、仮説が確からしくなることはないという主張。重要なのは反証であり、反証によって新しい仮説が形成され科学の進歩が行われているとする。たとえ仮説が検証されても、まだ反証されていないだけであって、反証するために観察を重ねる必要がある。反証主義において、科学と非科学との線引きは反証可能性によって行われる。反証不可能な仮説は非科学的であり、反証可能性がより高い仮説ほど科学的であるとされる。</dd></dl><br />
<dl><dt>過小決定</dt>
<dd>どんな観察も仮説に反しないよう解釈可能なので、観察によって仮説は決定されないという考え。観察予測を正確に演繹するために補助仮説群というものが存在するが、それに手をくわえる「後付けの変更」を利用することで、どんな観察結果が出ても仮説を守ることができる。そのため観察は仮説を決定することはできないとされる。</dd></dl><br />
<dl><dt>蓄積的進歩</dt>
<dd>科学は古い理論に新しい理論が積み重なって進歩していくということ。蓄積的進歩の上では、以前の理論は新しい理論の特殊ケースとして説明され、これを還元と呼ぶ。</dd></dl><br />
<dl><dt>クーンのパラダイム論</dt>
<dd>観察の理論負荷性と通約不可能性を軸とした考え。観察の理論負荷性は、観察は背景理論から独立では存在しないということで、自身の説と合わない部分をノイズとして処理してしまう。通訳不可能性とは、観察の理論負荷性により、異なる理論の間では優劣を比較することは不可能であるということをさす。科学の発展は現行のパラダイムで説明されていない現象(アノマリ)を解決することで起きるが、ときにはパラダイムそのものの転換によっても生じる。</dd></dl><br />
<dl><dt>ラカトシュのリサーチプログラム</dt>
<dd>クーンがパラダイムと呼ぶものを、ラカトシュはリサーチプログラムと呼ぶ。1つのリサーチプログラムは、固い核と防御帯からなっている。固い核は、そのプログラムの中心的主張であり、変更や放棄を行えばそのプログラムではなくなるものである。防御帯は必ずしも譲れないわけではない主張であり、不利な実験結果は防御帯を修正することで解決する。
また、プログラムが前進的かか否かは、「新奇な予言」の成功があるかないかで判断する。</dd></dl><br />
<dl><dt>ラウダンのリサーチトラディション</dt>
<dd>リサーチトラディションでは、リサーチプログラムとは違い内部に微妙な差異、変化を許容。問題解決能力、つまり説明できることの多さが増大していれば、新奇な予言の必要はない。また、後付けの説明もありそうかなさそうかで判断し、程度の問題として処理する。</dd></dl><br />
<dl><dt>奇跡論法</dt>
<dd>奇跡論法は、科学実在論を支える論拠の主なものである。成熟した科学理論は近似的に真であり、微細な条件を無視すればおおむね世界の在り方を記述している、というのが科学実在論である。奇跡論法は、もし実在論が偽であるとするなら、科学技術の成功は奇跡になってしまうという主張である。</dd></dl><br />
<dl><dt>道具主義</dt>
<dd>反実在論の一種で、理論を道具ととらえる立場である。目に見えないものに関する言明は真でも偽でもない。しかし、現象を説明、予測するのに便利であるから使用されるという主張。</dd></dl><br />
<dl><dt>構成的経験主義</dt>
<dd>反実在論の一種。目に見えないものに関する言明は真であり得る。だが、それを確かめることは科学の目的ではなく、経験的に十全な理論を組み立てることであるという主張。</dd></dl><br />
<dl><dt>ファイヤーアーベントのアナーキズム</dt>
<dd>地動説が提唱されたとき、天動説は合理的な根拠や証拠もあった。これを否定することは合理的ではなかったが、その非合理的な行動によって科学は進歩した。ファイヤーアーベントは、科学の進歩を促す唯一の方法論や合理性の基準などはなく、唯一進歩を妨げないのは"Anything goes"であるとした。</dd></dl><br />
<dl><dt>科学知識社会学</dt>
<dd>「科学者」の社会学であったマートン学派と違い、科学知識をも社会学的分析対象に組み込んだ社会学。科学の成功も失敗も社会的要因が決定する、つまり方法論の次元で決定できない事は社会的な力関係が決定するというブルアの「ストロング・プログラム」が大きく影響していた。</dd></dl><br />
<dl><dt>統計的検定法</dt>
<dd>反証主義の統計学的改良版である。反証の原則「仮説が真ならば起こり得ない現象が起きたら、仮説を放棄せよ」を、「仮説が真とするならば、非常に低い確率でしか起きないような現象が……」とすることによって過小決定の問題をクリアする。検定するには、まず検証したい仮説の否定「ゼロ仮説」と有意水準を設定、そしてゼロ仮説のもとで実験結果のような現象が起こる確率「P値」を計算する。P値が有意水準より大きいならゼロ仮説は放棄できず、元の仮説の検証に失敗する。</dd></dl><br />
<dl><dt>ベイズ主義</dt>
<dd>推定統計学の中の一つの立場。確率論におけるベイズの定理の応用。確率の主観説を説く。確率の主観説において、確立とは信念の度合いであり、統計的頻度ではない。しかし、統計的頻度と主観的確率はかけ離れることはない。証拠の積み重ねによる事後修正によって信念の度合いが変化するからである。</dd></dl>KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-38284574012676565872010-07-30T14:53:00.001+09:002010-08-24T11:32:48.316+09:00FirefoxでのDTDとJavaScriptDTDがあるとFirefoxでJavaScriptが動かなくなることがある。<br />
「HTML4.01のDTDでは動作するが、他のDTDでは動作しない」など。<br />
僕が試したのはHTML5のDTD(!DOCUTYPE html)だけだが、問題は<br />
<span style="font-family: Arial, Helvetica, sans-serif;">document.all.id</span><br />
という記述らしい。<br />
これを<br />
<span style="font-family: Arial, Helvetica, sans-serif;">document.getElementById("id")</span><br />
にすれば動く。KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-44118273131940255602010-07-28T06:51:00.000+09:002010-07-28T06:51:47.749+09:007/15 木曜1限「自然地理学」相対的海水準変動=気候変動+地殻変動<br />
<br />
<h1>10.第四紀における相対的な海水準変動</h1><h2>(1)気候変動に伴う海水準の絶対的変動+土地の隆起・沈降</h2><br />
<h2>(2)土地の隆起、沈降の主な原因</h2><h3>a.プレート運動</h3>(例)2004年スマトラ・アンダマン地震に伴うサンゴ礁の離水<br />
東南海地震に伴う室戸岬の隆起と地震間の沈降<br />
<br />
<h3>b.内陸活断層</h3>(例)1662年寛文地震(若狭湾)、1864年<ruby>象潟<rp><</rp><rt>さきがた</rt><rp>></rp></ruby>地震(秋田南部、海岸)<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibchz-aNaqzrYiqa7UNM1IUbpr0QVIHmDGVnHI-ilsL5t3zObix2PlAk-RB1vs0d9f13pZ6C4N13S19KefiAiMuuXcmnh183OLJz10QY6FIRu2fKgQmn4s3_elEWMgw_msRXayokuHwBeE/s1600/%E5%B2%A9%E7%9F%B3%E6%B5%B7%E5%B2%B8%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%BD%A2.gif" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibchz-aNaqzrYiqa7UNM1IUbpr0QVIHmDGVnHI-ilsL5t3zObix2PlAk-RB1vs0d9f13pZ6C4N13S19KefiAiMuuXcmnh183OLJz10QY6FIRu2fKgQmn4s3_elEWMgw_msRXayokuHwBeE/s320/%E5%B2%A9%E7%9F%B3%E6%B5%B7%E5%B2%B8%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%BD%A2.gif" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">岩石海岸の地形</td></tr>
</tbody></table><br />
cf.”アイソスタシー”という概念<br />
アロノスフェアに、リソスフェアが浮いている<br />
<br />
<h3>c.グレイシオ・アイソスタシー</h3>(例)最終氷期以降におけるスカンジナビア半島(北欧)の継続的隆起(9mm/yr=27m/300年)<br />
<br />
<h3>d.ハイドロ・アイソスタシー</h3>(例)”縄文海進”(約7000年前)とその後の”海退”<br />
約7000年前までに海水量が現在と同程度になった<br />
→その後、ハイドロ・アイソスタシーがゆっくり進んだ(c,dはセットで起きている!?)<br />
<br />
<h2>11日本列島の気候・地形環境</h2>湿潤変動帯(島国である、大陸東岸、外的営力はげしい)<br />
┌中緯度、偏西風の影響下:温暖~冷帯湿潤気候<br />
└明瞭な四季:4つの気団・4つの海流<br />
<br />
島弧・海溝系に属する→地殻変動・火山活動など内的営力はげしい<br />
内的営力の結果、土地の隆起や火山体の出現・成長が起こり、外的営力をさらに活発化させる側面もある。<br />
<br />
<br />
<ul><li>自然災害</li>
<li>地球環境問題</li>
<li>分布(地域性)メカニズム・歴史的変遷</li>
</ul>KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-50238609585833902602010-07-28T02:38:00.001+09:002010-07-28T04:56:32.707+09:007/12 月曜三限「哲学」<h1>統計学的科学科学方法論II</h1><br />
<ol><li>ベイズ主義</li>
</ol><br />
<br />
<h2>ベイズ主義</h2>…確率論における”ベイズの定理”の応用<br />
確率の主観説:確率=信念の度合(どれくらい信じるか?)≠統計的頻度<br />
主観説≠なんでもあり<br />
背景情報による一定の方向づけ<br />
統計的頻度との両立←統計的頻度と主観的確率はかけ離れない<br />
<br />
証拠の積み重ねによる事後修正<br />
ベイズの定理(P=確率)<br />
<ol><li><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi6ADDBHjljyOznJGmbXgbuBTzURGAeR_EUDpKSjruZWLcbtksYdsw9t0JDuo6BUz4IytOAC6nFkUOwHaREb9678j4rhVFC7OwXL4qjCNE1OWFSzFnt3bxhvZy0wIeN3RF4aUSOq8RJ6r1B/s1600/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86.GIF" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" hw="true" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi6ADDBHjljyOznJGmbXgbuBTzURGAeR_EUDpKSjruZWLcbtksYdsw9t0JDuo6BUz4IytOAC6nFkUOwHaREb9678j4rhVFC7OwXL4qjCNE1OWFSzFnt3bxhvZy0wIeN3RF4aUSOq8RJ6r1B/s320/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86.GIF" /></a><br />
</li>
<li>Sの事後P:Tの事後P=Sの事後P×Sからの予測P:Tの事前P×Tの予測P</li>
</ol><br />
┌事前P:ある証拠を得る前の確からしさ<br />
└事後P:ある証拠を得た後の確からしさ<br />
<br />
┌予測P:その仮説が真である場合に、証拠が手に入る確からしさ<br />
└裏予測P:その仮説が偽である場合に証拠が手に入る確からしさ<br />
<br />
あらゆる命題について、P≦100<br />
論理的に真な命題はP=100<br />
二つの命題が排反であるとき、いずれかが成立する確率P=P<sub>1</sub>+P<sub>2</sub><br />
<br />
<b>ベイズの定理の応用</b><br />
<ol><li>予測P>裏予測P ⇒事後Pアップ</li>
<li>予測P<裏予測P ⇒事後Pダウン</li>
<li>予測P=裏予測P ⇒そのまま</li>
<li>事前Pは同じ、予測Pが異なる ⇒予測Pが高い方が事後Pも高い</li>
<li>事前Pが異なり、予測Pが同じ ⇒事前Pが高い方が事後Pも高い</li>
</ol>KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-18067826744196609052010-07-26T23:39:00.003+09:002010-07-28T04:55:12.350+09:00JavaScript(とCSS3)でアナログ時計→<a href="http://s2web.sokowonantoka.com/javascript/index.html">こちら</a>。一番下のサンプルってリンクからみられる。一応clockbase.gif, hour.gif, minute.gif, second.gif(すべて200*200px、clockbase以外は透過gifの必要あり)を用意すれば、スクリプトをコピーして自分用に作り替えることもできるはず。しかし、IEで見れないという問題点があるので、サイトに使うのは無理かもしれない。<br />
大学の実習で作った。インデックスページは先生に向けて書いているKARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-85993001636969614582010-07-20T18:06:00.002+09:002010-07-27T02:33:55.415+09:00アイデンティティについて毎年村上龍の「愛と幻想のファシズム」を読んでいる。<br />
なぜ毎年読むのかと考えたところ、アイデンティティの確認の為ではないかという考えが浮上した。<br />
アイデンティティの確認。吐き気がする言葉だと思った。凄まじい違和感があった。<br />
まず、僕はアイデンティティを信用しない。アイデンティティは、自我同一性と訳される。自我の同一性を確固としたものとして認識する事をアイデンティティの確立と呼ぶ。<br />
しかし、僕は自我を常に同一のものであるとは考えない。自我は常に変化する。一時たりとも同一の自我というものを持ち得ることはない。一瞬前の自分であっても、違うのだ。年が離れていた方が分かりやすいだろうが。例えば五年前の自分と会うことができ、議論することがあったならば、果たして同意は得られるだろうか。五年前の自分は別人のような思考形態をしているはずだ。<br />
自我に同一性は存在しない。<br />
では、愛と幻想のファシズムを毎年読むことの意味は何だろうか。<br />
自我が常に変化するものならば、つまりそれは「自我の変化の確認」ではないかと思う。毎年同じ本を読むことで、一年分の自我の変化を感じるのだ。<br />
もしかしたら自我の変化の確認作業は、「アイデンティティの確立」に役立つかもしれない。KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-45119979154958143722010-07-17T23:04:00.001+09:002010-07-17T23:07:28.848+09:007/1 木曜1限「自然地理学」<h1>(7)地震とは</h1><h2>a.大地が震えること</h2>尺度は震度(7,6強,6弱,5強,5弱,4,3,2,1)<br />
地点によって値が変わる<br />
<br />
<h2>b.大地に振動をもたらした地学現象そのもの</h2><br />
大半の場合……地下の断層のずれ。マグマや地下水の移動でも発生する<br />
尺度はマグニチュード<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXIt55TPGjijmiPxqhxUmxEEIN7d9nAuebfWvlm4TyqmkCvVoBxvmi_jZvGQtmPQXfF1-yJdwDhJuGWItqTsxJQjyZiPgxQUz61qYsp42b06l_T8odxij-yUn6e2Db2kKkW2hD6c8gXT3g/s1600/%E5%9C%B0%E9%9C%87.gif" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXIt55TPGjijmiPxqhxUmxEEIN7d9nAuebfWvlm4TyqmkCvVoBxvmi_jZvGQtmPQXfF1-yJdwDhJuGWItqTsxJQjyZiPgxQUz61qYsp42b06l_T8odxij-yUn6e2Db2kKkW2hD6c8gXT3g/s320/%E5%9C%B0%E9%9C%87.gif" /></a></div><br />
<table><caption>(例)</caption> <tbody>
<tr><th>長さ</th><th>幅</th><th>ずれ量</th><th>M</th></tr>
<tr><td>30km</td><td>15km</td><td>3m</td><td>7.0</td></tr>
<tr><td>200km</td><td>40km</td><td>5m</td><td>8.0</td></tr>
<tr><td>1300km</td><td>100km</td><td>10m</td><td>9.0</td></tr>
</tbody></table><br />
cf.北朝鮮の核実験:M7~5程度<br />
<br />
<h1>(8)日本列島の大地震と火山活動</h1><h2>a.プレート境界で起こる地震</h2>活動間隔:数10~数100年<br />
津波を伴うことがある(断層のずれが海底面に達した時)<br />
<br />
場所:<br />
<ol><li>千島海溝~日本海溝~南海トラフ~琉球海溝:収束速度50~80mm/yr</li>
<li>サハリン~日本海東縁部に続くひずみ集中帯:収束速度10~20mm/yr</li></ol><br />
cf.プレート間のカップリング(結合度)<br />
cf."東海地震"はいつ起こる?<br />
<br />
<h2>b.プレート内で発生する地震・活断層による地震</h2>活断層:第四紀後期に活動を繰り返し将来も活動すると推定される断層<br />
活動間隔:数100~数万年<br />
日本列島には約500? 2000? の活断層がある。⇒仮に1000本・すべて5000年間隔なら10年で2本動くことになる。<br />
<br />
<h2>c.大地震の長期予測</h2>30年以内に交通事故で死亡する確率0.2%、火災で死傷する確率0.2%<br />
緊急地震速報(気象庁,2007~)<br />
津波警報・注意報<br />
<br />
<h2>d.火山活動</h2>火山フロントおよびその背弧側に見られる<br />
活火山:おおむね一万年以内に噴火したもの、または活発な噴気活動があるもの(現在108)<br />
噴火はある程度予測可能<br />
噴火警報・噴火予報(気象庁,2007~)KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-9059007308638807212010-07-12T01:24:00.000+09:002010-07-12T01:24:13.338+09:00Date uncertainty 「自然地理学」<h1>9.プレートテクトニクス・地震・火山活動</h1><h2>(1)地球表面の標高・深度の分布</h2>ピークがふたつある<br />
⇒何か隆起・沈降を軸動する力が働いている(内的営力の存在を意味する)<br />
<br />
<h2>(2)プレートとは</h2>地表面は10数枚のプレートにおおわれている。<br />
┌<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">海洋</span>プレート:高密度・薄い(5~70km)<br />
└<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">大陸</span>プレート:低密度・厚い(100~150km)<br />
<br />
<h2>(3)プレート境界の種類</h2>1.発散境界:プレートが生産される場所(例:中央海嶺、アイスランドや紅海付近の活火山)<br />
2.トランスフォーム断層<br />
3.収束境界:a.沈み込み境界(例:南海トラフ、スンダ海溝) b.衝突境界(例:ヒマラヤ、チベット地域)<br />
<br />
<h2>(4)プレートが動いている証拠</h2>1910年代:大陸のパズル合わせ(ウェグナー「大陸移動説」)<br />
1950~60年代:海底地磁気の縞模様(「海洋底拡大説」)<br />
1960~70年代:「ホットスポット」の発見<br />
cf.活火山 1.海溝近く 2.海嶺の延長上 3.ホットスポット<br />
現在に続く大陸移動は約2億年前に開始(それ以前は南極付近に超大陸「パンゲア」)<br />
10mm/yrの速度⇒1000年で10m,100万年で10km,1億年で100km移動する<br />
<br />
<h2>(5)プレートを動かす原動力</h2><ol><li>沈み込み帯での引っ張り(スラブ引き)</li>
<li>中央海嶺での押し(リッジ押し)</li>
<li>マントル対流</li>
</ol><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLE_IqhuUHoQhCl10sBjKTz6sAIeV3tWBClKrui2vrhsgBTL365_S8sy-erJTK3ySeBYKOnV72gxUsPLX60VwTEefBHo0Pn0UtZCzut5ZqYfyJIE1EgQ8JmUwiB6YminwpmalN346vTuRg/s1600/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88.gif" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLE_IqhuUHoQhCl10sBjKTz6sAIeV3tWBClKrui2vrhsgBTL365_S8sy-erJTK3ySeBYKOnV72gxUsPLX60VwTEefBHo0Pn0UtZCzut5ZqYfyJIE1EgQ8JmUwiB6YminwpmalN346vTuRg/s320/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88.gif" /></a></div><br />
<h2 style="clear: both;">(6)沈み込み帯の地形</h2>1.島弧海溝系(例:日本列島、千島列島、インドネシア)<br />
背弧、火山フロント、前弧、付加体、海溝<br />
cf.日本海の開裂:約2000~1500万年前<br />
<br />
2.陸弧海溝系(例)チリ・ペルー<br />
背弧に海盆が発達しない<br />
<br />
<h2>なにかのまとめ</h2>海溝<br />
弓なりの形状・連続性がよくない<br />
(海溝が弧状なのは、地球が丸いから)<br />
<br />
中央海嶺<br />
海洋の中央に多い・連続性がよい<br />
<br />
活火山<br />
海域・沿岸部に多く内陸に少ない・アフリカ、アラビアの陸域には比較的多い<br />
<br />
海溝と活火山<br />
海溝の陸山(内側)に活火山が並行して分布する<br />
<br />
中央海嶺と活火山<br />
中央海嶺の近くにはないが、中央海嶺の途切れる先に分布することがある<br />
<br />
海溝と中央海嶺<br />
海溝を取り囲むように中央海嶺が分布している<br />
海溝は北半球、とくに太平洋に多く、中央海嶺南半球に多いKARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-7694346858653805542010-07-11T22:33:00.003+09:002010-07-12T00:37:09.312+09:00Date uncertainty 「自然地理学」<h1>7.地形のスケールと種類・地形を作る力</h1><h2>(1)地形のスケールと種類</h2>日本列島における人間生活の舞台は<br />
低地:扇状地……氾濫原(自然堤防、後背湿地)<br />
台地:河成段丘、海成段丘<br />
最近数100~数万年で形成されたものが多い。<br />
<br />
<h2>(2)地形を作る力:「地形形成営力」</h2>a.外的営力:風化・浸食・堆積など、主に大気と水がぞの役割を担う<br />
太陽エネルギーと重力に起因して地表物質を移動させる力<br />
<br />
b.内的営力:地殻変動や火山活動など←「<span class="Apple-style-span" style="color: #0b5394;">プレートテクトニクス</span>」という概念。<br />
重力と地球内部の熱に起因する力<br />
<br />
c.外来作用:隕石衝突<br />
<br />
資料:礫(れき・つぶて)<br />
<tt>堆積物の粒度(mm)<br />
┌ 泥<br />
│ 1/16<br />
│ 極細砂<br />
│ 1/8<br />
│ 細砂<br />
砂 1/4<br />
│ 中砂<br />
│ 1/2<br />
│ 粗砂<br />
│ 1<br />
└ 極粗砂<br />
2<br />
┌ 細礫<br />
│ 4<br />
│ 中礫<br />
礫 64<br />
│ 大礫<br />
│ 256<br />
└ 巨礫</tt><br />
<br />
<h1>8.地球内部の仕組み</h1><h2>(1)地球の形と大きさ</h2>赤道部の膨らんだ回転楕円形(に近い形)<br />
現在よくつかわれるのはGRS80楕円体<br />
赤道半径6378.137km,極半径6356.752km(扁平率1/298.26)<br />
<br />
<h2>(2)地球の内部構造</h2>地震波の伝播経路と速度から、構成物質・その状態・構造を推定する<br />
<br />
物質的区分:地殻、マントル、外核、内核<br />
力学的区分(運動学的):リノスフェア(<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">プレート</span>)、アセスフェア、メソスフェア、外核、内核<br />
外核・内核は金属、それ以浅は岩石<br />
外核はS波を通さないので、液体とみられる(→ダイナモ機構)<br />
cf.P波 Primary wave,S波 Secondary waveKARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-65075791422231852132010-07-11T20:24:00.000+09:002010-07-11T20:24:35.736+09:00Date uncertainty 「地誌」4.西アジア・中央アジア世界<br />
(1)西アジア。中央アジアの自然的、文化的特性<br />
自然:アラビア半島や中央アジア内陸は平原地帯と砂漠<br />
<br />
火山<br />
地震地帯<br />
<br />
アナトリア高原(トルコ)<br />
<br />
イラン高原(2000m~3000m級の山脈高原)<br />
<br />
山:最高峰約5100m<br />
<br />
気候:乾燥気候(Cs)温帯夏乾燥(冬雨)降雨量と気温との関係<br />
砂漠気候BW、ステップ気候BS<br />
<br />
最高気温50℃<br />
56℃イラク、バスラ<br />
<br />
人種・民族<br />
人種はコーカソイド・モンゴロイド混血系<br />
<br />
民族 三大グループ<br />
アラビア(アラブ)<br />
ペルシア(イラン)<br />
トルコ(トルコ系諸民族)<br />
<br />
宗教<br />
イスラム教が中心<br />
スンニ派<br />
シーア派KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-18676530742652173332010-07-11T19:57:00.002+09:002010-07-17T23:24:41.019+09:007/5 月曜4限「哲学」<h1>統計学的科学方法論I</h1><br />
<ul><li>様々な心理的バイアス</li>
<li>統計的検定法</li>
<li>統計的検定法からみた疑似科学</li>
</ul><br />
<h2>様々な心理的バイアス</h2>……なぜ我々は疑似科学を信じるのか?<br />
<dl><dt><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">代表性バイアス</span></dt>
<dd>典型的現象の頻度を高く見つもる(賭博博士の誤謬)</dd></dl><dl><dt><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">利用可能性バイアス</span></dt>
<dd>記憶に残りやすい現象の頻度を高く見積もる(♪早く会いたいのに赤信号ばかりー)</dd></dl><dl><dt><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">オペラント条件付け</span></dt>
<dd>成功した状況を再現しようとする(ジンクス:あの時はこのブレスレットをして勝ったから今日もそのブレスレットをつけよう)</dd></dl><dl><dt><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">検証バイアス</span></dt>
<dd>自分の主張に有利な証拠ばかり見つけてしまう</dd></dl><dl><dt><span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">他人の影響</span></dt>
<dd>周りの大勢的判断に流されてしまう</dd></dl>科学的研究においてこうしたバイアスを回避するにはどうすればよいか。<br />
<br />
<h2>統計的検証法</h2>……反証主義の統計学的改良版(医学、社会学、etc.)<br />
反証の原則:仮説が真ならば<span class="Apple-style-span" style="background-color: #ea9999;">おこりえない</span>現象が起きたら、仮説を放棄せよ!<br />
↑<br />
↓<br />
しかし、過小決定の問題<br />
⇒仮説が真とするならば、”<span class="Apple-style-span" style="background-color: #ea9999;">非常に低い確率でしか起きないような現象が</span>”……<br />
<br />
ex.「A社のお守りを持つと、三か月の間に彼女ができやすくなる」仮説の検証<br />
既知条件:お守りを持たずに彼女ができる確率30%(15人/50人)<br />
実験結果:50人に20人できた<br />
<br />
1.<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">ゼロ仮説</span>の設定<br />
└→検証したい仮説の否定(「お守りに効果はない」という仮説)<br />
<br />
2.<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">有意水準</span>の設定<br />
└→ゼロ仮説のもとでは、おこりうる現象のうち、どの程度まれにしか起きない現象が起きれば仮説を放棄するか? →通算5%以下(20回に1回)<br />
<br />
3.<span class="Apple-style-span" style="color: #990000;">P値</span>の計算<br />
└→ゼロ仮説のもとで実験結果のような現象が起こる確率12.3%<br />
<br />
4.P値>有意水準⇒ゼロ仮説は放棄できず、もとの仮説の検証に失敗<br />
<br />
[注意]<br />
1.有意水準は社会的影響を考えて<br />
2.標本はランダムに集める<br />
<br />
<h2>統計的検定法からみた疑似科学</h2>1)超心理学における転置効果(前方変位、後方変位、サイミッシング)<br />
最初の仮説の真理条件「彼は透視能力を持つ」⇒解釈後「彼は透視能力or前方変位or後方変位orサイミッシングを持つ」<br />
透視能力のP値=前方変位のP値≠透視能力か前方変位の能力⇒単純なミス<br />
<br />
2)ゴークランの火星効果(10万件を超えるデータをもとに)<br />
→標本のサイズが大きいと、小さい場合と同じ割合を得ても、P値は低くなる。<br />
20人/50人と2000人/5000人⇒単純なミスではないが、効果にはなお疑問KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-31253647738250931042010-07-11T19:27:00.002+09:002010-07-12T12:29:02.599+09:006/28 月曜4限「哲学」<h1>社会の中の科学II</h1><br />
<ul><li>代替医療をめぐる政策問題</li>
<li>ルイセンコ事件と水俣病</li>
</ul><h2>代替医療をめぐる問題</h2>政府は正統科学と代替医療を平等に扱うべきか? 西洋近代科学の枠に収まらない医療行為(鍼灸、マッサージ、ダンスセラピー、ユーモア療法) →保険・医師免許・薬の認可 ⇒相対主義:平等に扱うべき ※正統医学と代替医療の科学としての優劣 機械論的身体観(要素的化学反応の集まり) →部分的治療 ↓v.s. 生気論的身体観(魂による身体の統一) →全体的治療 →複雑な現象を要素に分けてる方法は、法則の発見において有効 ⇒知的価値判断の観点より、相対主義はとれない <br />
<h2>ルイセンコ事件と水俣病</h2>……科学としての優劣から、政策上の差別化が帰結するのか?<br />
1.ルイセンコ事件……科学に反して失敗した政策例<br />
ソ連の農学者ルイセンコがメンデル遺伝学を否定(獲得形質も遺伝する)<br />
↑<br />
└ソ連政府の全面的バックアップ⇒西側の農業に大きく遅れる<br />
<br />
2.水俣病……科学に従って失敗した政策例?<br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="color: #cccccc;">(ここから先は7/5に講義された)</span></span><br />
政府は科学的見解に基づき(科学的検証を待って)法的措置を遅延→被害は拡大<br />
⇒科学と政策の関係は単純ではないKARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-84567187795467483672010-07-09T06:28:00.001+09:002010-07-09T06:28:53.904+09:00読書履歴:いろいろ最近読んだ本(読んだ順)<br>家畜人ヤプー 第一巻(沼正三)<br>エクスタシー(村上龍)<br>家畜人ヤプー 第三巻<br>メランコリア(村上龍)<br>家畜人ヤプー 第四巻<br>タナトス(村上龍)<br>家畜人ヤプー 第五巻<br>俺の妹がこんなにかわいいわけがない 5(柊つかさ)<br>涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流)<p>家畜人ヤプーやっぱり面白いな<br>しかし二巻だけ売ってないのはなんでだろう。KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-11284253117033243252010-07-05T12:32:00.000+09:002010-07-05T12:32:41.728+09:006/21 月曜1限「哲学」<h1>社会の中の科学I</h1><br />
<ul><li>価値論から見た科学</li>
<li>ファイヤーアーベントのアナーキズム</li>
<li>科学知識社会学</li>
<li>相対主義批判</li>
</ul><br />
<h2>価値論から見た科学……相対主義について</h2>┌認識論的観点:その主張は真か偽か? →客観的・合理的<br />
└価値論的観点:そう主張することは善か悪か? →その社会文化・時代に相対的<br />
<span style="color: #990000;">科学の価値中立性</span>……理論選択において価値判断に影響されない<br />
しかし、過小決定 観察の理論負荷性、通約不可能<br />
→理論選択に価値判断が混入する可能性→相対主義者v.s.合理主義者<br />
<br />
<h2>ファイヤーアーベントのアナーキズム</h2>…クーンとともに、観察の理論負荷性の提唱者→相対主義の科学史における非合理性の事例分析(ex.地動説)<br />
1.天動説のそれなりの成功 2.予測と観察の不一致には、二世界説という合理的根拠あり<br />
→地動説による天文学の発展はあえて合理性に反した結果<br />
→科学の進歩を促す唯一の原理は<span style="color: #990000;">"Anything goes"</span>である。<br />
→合理性を決める唯一の基準はない:アナーキズム<br />
<br />
<h2>科学知識社会学</h2>ブルアの「ストロング・プログラム」:科学の成功も失敗も社会的要因が決定する。<br />
※方法論の次元で決定できないことは、社会的な力関係が決定する。<br />
ex.)ボイルとホッブスの論争→社会的ステイタスが論事を決定した。<br />
ボイルの実験:ロンドン王立協会の実験室で、メンバーの立会いのもと行われた<br />
ホッブスの反論:漁師の水中体験<br />
<br />
<h2>相対主義批判</h2><ol><li>方法論的問題(過小決定・通約不可能性)の克服可能性(クーン、ラカトシュ、ラウダン)</li>
<li>事例分析の不適切さ(社会的地位ではなく、人体の検出装置としての精度が問題)</li>
<li>社会的要因の合理性(一見恣意的に見えるが、科学の合理的発展に必要なルール)</li>
<li>社会的価値判断と知的価値判断(いかに知識を得るのが善か?)の区別</li>
</ol>→一見社会的価値判断に見えるものも、実は知的価値判断(2.や3.)KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4062028202363893706.post-64064775004907434222010-06-28T13:28:00.003+09:002010-06-28T13:31:08.131+09:006/17 木曜1限「自然地理学」<h1>(1)気候変動の要因(つづき)</h1><br />
<h2>a.数万年スケールの気候変動</h2>「ミラコビッチサイクル」地球の公転・自転の周期的変動によって日射量だ変動する<br />
<ol><li>公転軌道の離心率:公転軌道の楕円の程度 約10万年周期</li>
<li>地軸傾斜角:地軸の傾き(±1°程度) 約4.1万年周期</li>
<li>地軸の歳差運動:地軸がコマのように首振り運動する 約2.3万年+約1.9万年周期</li>
<li>公転軌道面の歳差運動:公転軌道の長転の方向</li>
</ol><br />
これら4要素が相候って気候変動が起きるが、それだけでは量的に説明できない。<br />
→正のフィードバックの存在?<br />
<br />
<h2>b.数1000年周期の気候変動</h2>(省略)<br />
cf.スペクトル解析<br />
<br />
<h2>c.数10年~数100年スケールの気候変動</h2>さまざまな要因があるが……<br />
<br />
<h3>1.<u>太陽活動</u>(内部の熱核融合等、太陽黒点数が指標となる)の変動による<u>宇宙線</u>(高エネルギーの放射線)量の変動</h3>黒点数が多い:太陽活動活発=地球に入る宇宙線量少=(低層)雲量少=温暖<br />
<br />
<h3>2.<u>地球磁場</u>の変動による宇宙線量の変動</h3>宇宙線をさえぎる働きがある<br />
地磁気強=地球に入る宇宙線量少=……=温暖<br />
<br />
<h3>3.火山噴火による”日傘効果”と寒冷化</h3><br />
<h3>4.<u>温室効果ガス</u>(H<sub>2</sub>O、CO<sub>2</sub>、CH<sub>4</sub>など)の増減</h3>cf.H<sub>2</sub>Oの複雑さ:雲量増=日射を反射:寒冷化←→温室効果:温暖化<br />
<br />
<h1>(2)昨今の温暖化について</h1>AD1400~1800頃は寒冷であった。<br />
AD1800頃から長期的に若干温暖化しており、その中で短周期の変動がある。<br />
<br />
AD1910~1940頃:温暖化<br />
AD1940~1975頃:寒冷化 ←なぜ?<br />
AD1975~ 温暖化<br />
<br />
北極圏大陸部で1950~1998年に見られた温暖化はその後消滅<br />
太陽が不活発な時期に寒冷化が起こることはかなり確か<br />
太陽活動は最近不活発化している<br />
大気中のCO<sub>2</sub>濃度はAD1800頃から緩やかに増加し、AD1950頃から急増するため、大気中のCO<sub>2</sub>濃度は増える<br />
<br />
<br />
(現在の温暖化の大部分は自然変動である)←→<abbr title="Intergovernmental Panel on Climate Change">IPCC</abbr>(気候変動に関する政府間パネル)の見解<br />
<span style="color: #990000;">地球環境、温暖化、低炭素社会、CO2排出権取引、京都議定書、洞爺湖サミット</span>KARIKOMO Mahorahttp://www.blogger.com/profile/14791436157611557182noreply@blogger.com0