第2回科学の方法論I
- 方法としての科学
- 演繹と帰納
- 枚挙的帰納法
- 仮説演繹法
方法としての科学
科学と”方法”という観点から見る意義科学の本質とは
対象の共通性? 物理学/経済学、心理学
正しい命題の集まり? ニュートン力学v.s.相対性理論、地動説/天動説
→ある事柄を認識する方法が重要
科学方法論の歴史
枚挙的帰納法(帰納主義)
↓
仮説演繹法(帰納主義)
↓
反証主義
演繹と帰納
- 演繹
- 前提が正しければ結論も必ず正しくなる推論
- 帰納
- 結論を導き出す時「おそらく」がつく推論
枚挙的帰納法
ボトムアップ型帰納法同種の出来事の観察→一般法則
素朴だが、”事実をまずは無心に観察する”という科学のイメージにぴったり
←→ニュートン力学の「引力」のように、直接観察できないものの法則を科学は立てる
仮説演繹法
トップダウン型帰納法一般法則を仮説として立てる
演繹により、仮説から観察可能な出来事を予測する
予測と観察の一致により、仮説を検証する(だんだん確からしさを増す)
不一致により反証する(1回でもOK)
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