科学的方法論III
- 帰納主義の問題点
- 反証主義の問題点
帰納主義の問題点
- 枚挙的帰納法
- 過去の出来事の観察から始めるのはそもそも不可能
- 仮説演繹法
1)創造科学
- 特殊創造説→個々の種は生きるのに十分な手段を持つ→おおむね観察と一致(検証)
- 洪水地質学→下層ほど化石大→観察と不一致(反証)→しかし、黙殺
→反証された仮説を捨てないのはダメ! という含意を組み込むべき。
2)進化論
- 共通先祖説→化石にギャップなし→しかし中間形態が発見されないものも→反証?
- 自然選択説→環境に適した体のつくり→おおむね観察と一致→検証?
反証主義の問題点
- 弱すぎる側面
- 洪水地質学も反証可能→科学?
- 強すぎる側面
- 反証主義は(も)”一見反証に見える証拠を、暗黙の前提を疑って仮説に反しない証拠に変える”という「後付けの変更」を考慮しない。
- 過小決定
- どんな観察も仮説に反しないよう解釈可能なので、観察は仮説を決定しない。
0 件のコメント:
コメントを投稿