科学史の評価I
- 科学史という視点
- 蓄積的進歩
- クーンのパラダイム論
科学史という視点
”昔は科学だったが今は科学ではない”という視点を踏まえて線引きを歴史のある時点まで、天動説は天文学の発展に貢献してきた。同じことが占星術にも……
占星術は天文学に実用的動機を与える
プトレマイオス- キリスト教神秘主義と合流し、近代天文学理論に影響を与える(コペルニクス、ケプラー)
- ニュートンにも神秘主義的傾向がある
蓄積的進歩
科学は旧理論に新理論が積み重なって進歩する。以前の理論は新しい理論の特殊ケースとして説明される(=還元)
シンボル的世界解釈
象徴関係火星-争い
土星-安定
水星-流動
クーンのパラダイム論
- 観察の理論負荷性:観察は背景理論から独立では発見の文脈同様、正当化の文脈も客観的ではありえない。
- 通約不可能性:異なる理論間の優劣比較は不可能→入れ子型の発展というモデルは、旧理論で新理論からはみ出す部分を無視すること。以前の理論は新しい理論の特殊ケースとして説明される(還元)→入れ子型発展
還元の過程に含まれていない占星術は非科学
”発見の文脈”と”正当化の文脈”の違い
仮説を思いつく段階
仮説を観察で確かめる段階
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