東南アジア
(2)経済成長と民族問題、環境問題
例:マレーシアとシンガポールマレーシア
人口2300万人
面積33万km2
1人当たりGDP 約4000ドル
シンガポール
人口400万人
面積約600km2
1人当たりGDP 約21000ドル
自然
半島側は比較的起伏のある緩やかな山地(標高2000m)気候:熱帯雨林気候(Af)
首都クアラルンプル
月平均気温:1月23.5℃、7月27.5℃
年間降水量:2400mm
(歴史)
7世紀ころ:スマトラ島のシュリビジャヤ王朝の支配下13世紀ころ:ジャワ島のマジャパヒト王国の支配下
14世紀末:マラッカ王朝
16世紀:1511年ポルトガルの進出
1641年:オランダによる占領
1795年:イギリスが獲得
マレーシア
元来は資源国……スズ、ゴム、木材、油ヤシ
└資源・輸出……華人商人の繁栄
マレー人農民の低賃金
1969年の民族暴動
└対策としてマレー人優遇政策の実施→大学入学への優遇、公務員への優先採用など
民族対策=ブミプトラ(土地っ子)政策
首相マティールの強権政治→開発独裁
社会秩序の維持には貢献
社会の安定→海外資本の進出→(工業化・経済成長)→都市化の進展・大都市の成長(首都クアラルンプル)=都市中間層の増加
シンガポールの場合
民族はすべて平等で差別政策はない
公用語は4つ:マレー語、中国(北京)語、タミール語(インド)、英語
政治体制は議会制であるが、事実上一党独裁体制(野党の議席なし)
1965-初代首相リー・クァン・ユー
1990-ゴ・チョク・トン
2004-リー・シェンロン
経済の中身
60年代まで商業貿易中心
80年代まで工業中心(輸出)(石油化学、電子など
90年代以降、金融、サービス経済化
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