挨拶

2010年7月28日水曜日

7/12 月曜三限「哲学」

統計学的科学科学方法論II


  1. ベイズ主義


ベイズ主義

…確率論における”ベイズの定理”の応用
確率の主観説:確率=信念の度合(どれくらい信じるか?)≠統計的頻度
主観説≠なんでもあり
背景情報による一定の方向づけ
統計的頻度との両立←統計的頻度と主観的確率はかけ離れない

証拠の積み重ねによる事後修正
ベイズの定理(P=確率)

  1. Sの事後P:Tの事後P=Sの事後P×Sからの予測P:Tの事前P×Tの予測P

┌事前P:ある証拠を得る前の確からしさ
└事後P:ある証拠を得た後の確からしさ

┌予測P:その仮説が真である場合に、証拠が手に入る確からしさ
└裏予測P:その仮説が偽である場合に証拠が手に入る確からしさ

あらゆる命題について、P≦100
論理的に真な命題はP=100
二つの命題が排反であるとき、いずれかが成立する確率P=P1+P2

ベイズの定理の応用
  1. 予測P>裏予測P ⇒事後Pアップ
  2. 予測P<裏予測P ⇒事後Pダウン
  3. 予測P=裏予測P ⇒そのまま
  4. 事前Pは同じ、予測Pが異なる ⇒予測Pが高い方が事後Pも高い
  5. 事前Pが異なり、予測Pが同じ ⇒事前Pが高い方が事後Pも高い

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